生理前に蕁麻疹なることが多いのはなぜ?予防できないの?

生理前の蕁麻疹で痒い!

 

蕁麻疹とは、皮膚の一部分に赤みを伴った膨疹(皮膚が周りより少し盛り上がった状態のもの)ができる病気です。数日以内(ほとんどが数分〜数時間)に消えてしまう急性蕁麻疹と、1か月以上出たり消えたりを繰り返す慢性蕁麻疹があります。

 

蕁麻疹はかゆみを伴うことが多く、かきむしりたくなるような我慢のできないかゆみにもなります。やっかいな蕁麻疹ですが、女性は男性よりも蕁麻疹になることが多いと言われています。それは女性ホルモンが関係しているとも考えられます。

 

とくに生理前には蕁麻疹の症状が出ることも多いものですが、どうして蕁麻疹になってしまうのでしょうか?

 

生理前の蕁麻疹は、ホルモンバランスの変化が原因

 

生理前に起こる症状は人それぞれですが、その原因は女性ホルモンのバランスが変化することによって起こると考えられています。蕁麻疹が起こる原因も様々で、原因が特定できないものも多いものですが、生理前に蕁麻疹が出る原因としていくつかの可能性があります。

 

生理前の黄体期になると、女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌され、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減少します。プロゲステロンは妊娠準備のための働きをし、子宮に血液を集中的に運びます。

 

このため、全身の血液の巡りが悪くなり、肌細胞に送り込まれるはずの酵素や栄養素が滞ってしまいます。血行が悪くなると、毒素の排出も悪くなってしまうため、肌荒れの起こりやすい状態となるのです。

 

また、生理前には肌に潤いを与えるコラーゲンの合成を促すエストロゲンが減ってしまうため、肌に水分が蓄えられにくくなり、乾燥肌となってしまいます。この生理前の肌荒れや肌の乾燥などの肌環境の悪化により、蕁麻疹ができやすい状態となってしまうのです。

 

生理前のやっかいな蕁麻疹は月経疹?それとも薬疹?

 

薬疹の可能性も

 

生理の5〜10日くらい前に突然現れる発疹は、月経疹と呼ばれています。これは、蕁麻疹以外のタイプの湿疹も含めて呼ばれていて、生理前のホルモンバランスの変化が原因の湿疹で生理が終われば自然に消えていく特徴があります。

 

生理前に現れる蕁麻疹には、月経疹ではなく、薬が原因の薬疹の可能性もあります。生理前に飲んでいる生理前の症状を緩和する目的で使用される薬を一度止めてみて、様子を見てみると良いでしょう。

 

避妊薬によって蕁麻疹が出ることもあるので、注意が必要です。避妊薬に含まれるエストロゲンには、脂肪細胞に働きかけ、蕁麻疹を引き起こすかゆみの原因となるヒスタミンを放出する作用があります。

 

エストロゲンは女性ホルモンの一つで肌荒れを改善し、蕁麻疹の予防をする効果もありますが、このエストロゲンが何らかの原因で急激に増えると蕁麻疹を起こしてしまうこともあるのです。蕁麻疹などの肌トラブルを予防するためにも、女性ホルモンをバランスよく保つのが大切と言えるでしょう。

 

生理前の蕁麻疹を予防する対処法とは?

 

生理前の蕁麻疹を予防するためには、まず、蕁麻疹ができる原因を取り除くことが必要です。乾燥肌、敏感肌は蕁麻疹の原因となってしまうので、肌の保湿をしっかりするように心がけましょう。

 

肌が潤えば、肌のターンオーバーも促進され、肌トラブルも起こりにくくなります。そして、蕁麻疹だけでなく、生理前の不快な症状全般に言えることですが、バランスの取れた食生活、適切な睡眠、ストレス解消で女性ホルモンのバランスを整えることが改善に繋がるのです。

 

生理前の蕁麻疹は生理とともに消えることが多く、あまり心配することはありませんが、我慢できないかゆみや気になる場所に蕁麻疹ができたら、病院を受診してみましょう。

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